CD

HUSKING BEE/GRIP

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Hi-Standard横山健(Ken Yokoyama)プロデュースの1stアルバム。スノーボードのテーマソングになりそうな速い曲が多い。声が若い。音が(今と比べて)弱い。それでも単にはやりに乗っかるだけの使い捨て音楽とは異質の「ひたむきさ」が伝わってくる。The Get Up …

the band apart/RECOGNIZE ep

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「K. AND HIS BIKE」以来のバンドアパートの音源は、15,000枚限定のシングル。しかも8cm。熱いライブを淡々と繰り広げるこのバンドから届けられるサウンドは、上品ささえ感じさせるジャンルレスのロック・ミュージック。限定で終わらせず、多くの人に届くよ…

サニーデイ・サービス/LOVE ALBUM

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ロックとポップの境目に、線を引くのは非常に難しい。スピッツを魂震わすロックバンドと捉える人もいれば、TVでよく見るポップシンガー(バンドだけど)としか認識していない人もいる、というのがいい例だろう。サニーデイもまた、そんなバンドだった。ロック…

SUPERCAR/SUNDAY PEOPLE

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初期スーパーカーの名曲のひとつ。ディスクユニオン新宿店にて購入。ブレイクビーツをちりばめた表題曲はゆるやかな高揚感をもたらし、「SEVEN FRONT」は力技の人力ドラムンベースをアッパーに繰り広げる。後者はアルバム未収録のためこのシングルでしか聴け…

ELLEGARDEN/Pepperoni Quattro

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今年一番聴いたバンド。カウントダウンジャパン初日、GALAXY STAGEでは貫禄を感じさせるほどのライブをやってのけた。寂しささえ愛しさに変えてしまうこの愛すべきバカバンドは、最高以外の何物でもない。 次点 ストレイテナー/LOST WORLD'S ANTHOLOGY 他の…

locofrank/ripple

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メロコアは不滅かもしれない。このバンドの登場で、そう思わされた。よく聴いた。ハイスタが復活しても、彼らの存在感はもう揺るぎないだろう。

ASIAN KUNG-FU GENERATION/ソルファ

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ギターロックの王道を突き進むコミュニケーションの求道者たちの作り上げたアルバムは、今回も名盤だった。国民的バンドになるのも、もう時間の問題。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT/ギヤ・ブルーズ

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個人的見解からしてミッシェルのNo.1アルバムはこれ。「チキン・ゾンビーズ」より重く、「カサノバ・スネイク」「ロデオ・タンデム・ビート・スペクター」より音に雑念が無い。全てを受け入れて疾走する名曲「ダニー・ゴー」が心に引っかかったもやもやを洗…

AIR/SINGLES

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ベスト盤は何枚かあれどこれは初のシングル集。「Rush and Rush」や「New Song」など、アルバム未収の曲も初収録。改めて過去の曲を聴きなおすと、そのときの思い出やらが甦ってきたりする一方、やっぱりこのフレーズあの曲に似てるなぁ…と、歯切れの悪いこ…

THE MAD CAPSULE MARKETS/1990-1996 1997-2004

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MADの歴史を紐解くベスト盤×2枚。黒盤は、現在のデジタルな音使いしか知らないファンが口あんぐりしそうなただの、本当にただのハードコア。ただMADが多くのファンを引き付けるポップなメロディセンスが見え隠れ。白盤は「DIGIDOGHEADLOCK」以降の進化したMA…

ストレイテナー/KILLER TUNE

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一点突破の破壊力。いくぜロックンローラー(by ジブ兄さん)。「TENDER」で始まった僕の2004年は「PLAY THE STAR GUITAR」で終わりを告げる。照らされた光は、星の輝きだった。全方位を射抜く突き抜けたメロディ、美しく鳴り響くギターとそれを力強く支えるド…

PENPALS/PAST LAST SUMMER

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PENPALSが知名度をグイグイ上げていたころの勢いがまんま出ている名盤。「イージュー★ライダー」までのアタマ4曲の流れがもう最高。それ以外もパーティ・チューン、ローファイサウンド、メロゥな曲までPENPALSの懐の広さを堪能できる。圧巻は「イージュー★ラ…

ストレイテナー/TENDER

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今年一番聴いた曲。タイトルを思わせる静かな出だしの曲調は、いつしか激しさを伴ってその思いを吐き出す。優しさだけでは生きていけない。だが、優しさで人は豊かになれる。優しさは、人の心に差す、「光」なんだ。 1/26発売のアルバム「TITLE」には、別バ…

曽我部恵一/STRAWBERRY

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キングオブメロウロック。曽我部恵一の3枚目のアルバムは、持ち味の叙情性たっぷりの詩とメロディが、ダブルオーテレサによるローファイな力強いバンドサウンドで飾られている。ビートの速さだけがロックじゃないんだよなぁ。

PESELA-QUESELA-IN/REMASTERPIECES

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ビークル(BEAT CRUSADERS)のhidaka、元ビークルのthai、初期ビークルメンバー、現BROKEN SPACEの岩原などが入れ替わり立ち代わり在籍したバンドの再録音源。ビークルサウンドとは異なるアコギが耳に残るさわやかなローファイサウンドは、のんびりしたい休日…

電気GROOVE/ビタミン

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日本のテクノの名盤にして必聴の金字塔。そして最高のポップアルバム。インスト4曲のあとにくっつけたN.Oに違和感を感じつつも、やっぱり名曲だからたいした問題ではないのです。もっと電気を上手く操れるテクノDJ出てこないかなー

ASIAN KUNG-FU GENERATION/ソルファ

CD

あぁもう「ループ&ループ」が普通のCDで聴けるだけで幸せ。

ACIDMAN/equal

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ACIDMANの曲は「聴く」というよりはなんかもう「取り入れる」という感覚が強い。キャッチーなシングル曲も、壮大なインストも、そしてディズニーのカバーでさえも分け隔て無く体に沁みこんでいく。そこに"違和感"が存在しない、まるで体液のような音楽。

くるり/TEAM ROCK

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ロックチームくるりのメジャー3枚目のアルバム。くるりのアルバムは「さよならストレンジャー」からは全部持っているが、最近はこのアルバムを聴くことが多い。「ワンダーフォーゲル」「ばらの花」という名曲収録というのも大きな理由ではあるのだが、僕がく…

BUMP OF CHICKEN/ユグドラシル

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ユグドラシル=世界樹(北欧神話に出てくる世界の象徴ともいうべき巨大なトネリコの樹)というタイトルを掲げたバンプの4枚目のアルバムは、鋭い言葉とは裏腹に優しい音に満ちている。その批評性と包み込むような音色は、世代を超えて多くの人々に届くだろう。

砂原良徳/LOVEBEAT

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ゆったりとしたBPMと、派手な展開のない心地よい音。決して癒しではなく、心をニュートラルにする、愛すべきビートたち。「LONG SEASON」と並ぶ、僕の精神安定剤。

SUPERCAR/Futurama

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ロックの何にこだわるかは千差万別だ。ある人はボーカルの歌唱力、ある人はバンドのアンサンブル、またある人は人間の限界に挑むかのようなテクニック。 ロックにこだわりはないが、ロックで幸福感や興奮を求める人には、まず差し出したい1枚。現在独走状態…

THE JERRY LEE PHANTOM/MELANCHOLIC TUESDAY

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踊れるロックバンドの踊れるミニアルバム。ギター・ベース・ドラム・キーボード、全ての楽器から聴こえるのは、自然と体が動き始める唯一無比のリズムとメロディ。僕らはそれに身を任せて踊るだけ。 MELANCHOLIC TUESDAY

ジョアン・ジルベルト/ポートレイト・イン・ボサ・ノヴァ~ベスト・オブ・ジョアン・ジルベルト

CD

ボサ・ノヴァを作った人、つまり神様、ジョアン・ジルベルトのベストアルバム。囁くような歌い方と淡々と、しかし優しくも力強いギター。TPOを選ばないライフ・ミュージック。

locofrank/ripple

CD

日本語パンクバンドが幅を効かす中、堂々のアフターハイスタっぷり。メロディックなギター、軽快なドラムに付け合せ程度のベース。気持ちよい疾走感。これぞ3ピース・メロディック・バンドの真髄。 カウントダウンジャパン行きたい。ロコとエルレとテナーと…

V.A/SYNCHRONIZED ROCKERS(Tribute to the pillows)

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テナーエルレピーズwithクハラヌードルヨーキン竹善ゴーイングサロンバンプミスチルJIRO。ピロウズに近い人たちで固められつつもやっぱり豪華な顔ぶれとなったピロウズトリビュートアルバム。明日発売。 「キミの夢が叶うのは 誰かのおかげじゃないぜ」とい…

N.E.R.D/Fry or Die

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MTV Japanのsummer sonic 04特番で観て速攻アマゾンにて購入。ネプチューンズが有名なヒップホップ・プロデューサーってことは知っていたのでなんとなく素通りしたが、ロックじゃないの。これ。いいじゃないの。やっぱりヒップホップも「音」が大事だと感じ…

ELLEGARDEN/DON'T TRUST ANYONE BUT US

CD

「Pepperoni Quattro」が大売れのエルレの1stアルバム。再リリースされたシングル「Bare Foot」も売れているみたいだけど、表題曲聴きたくてCD買うなら断然こっち。人気の名曲「サンタクロース」「指輪」「風の日」収録なんですから!

ZAZEN BOYS/ZAZEN BOYS II

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ギターもベースもドラムもうるさいロック。ぶっきらぼうなラップが乗るも紛れも無いロック。でも汗のように染み出てくるこのポップ感は何? 自己アピールのためゆえ、異常なまでの言葉数の多さだった1st。 同じフレーズを繰り返していれば十分なほど、楽曲自…

NUMBER GIRL/シブヤROCKTRANSFORMED状態

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ナンバーガールのアルバムとして、またライブアルバムとして史上最高のアルバム。これからナンバガを聴くなら、まずこれを手に取って欲しい。お願いします。 新聞調のジャケットは、本当に「毎日中学生新聞」に掲載された記事なのだそうな。