CDを買わなくなった。社会人になって1年半、聴く時間は去年より増えているし、去年は少ない時間で頑張って新譜を聴いていた気がする。
そして、聴かなくなったCDを買い取りに出すことも増えた。学生時代も金欠のため高値で売れる限定盤を泣く泣く手放したことはあったが、聴かなくなったものもたいていは手元に置いていた。
きっとそれは、たとえ一時でも熱心に聴いたCDを手放すことで、思い出も手放してしまうような気持ちにさせらるからかもしれない。それでも手放せるようになったというのは、働き始めて、金銭的余裕ができたことによる人間的な変化なのだろうか。
今日は勢いで買ってしまったあのベスト盤を売ろうか。1ヶ月に1枚のCDを聴くのもいいけど、1年聴き通せるCDを見つけるほうがやっぱり幸せなのかな。